62才になって違うこと

正直に言いますけれど、61才の時とほとんど変わりません。何も変わりません。日付が1日過ぎただけです。私の生活も前といっしょで、まだまだ大変です。60才の還暦を迎えた時に夢にみていた《62才》とは違いました。2年もたてば、全てが改善されて、すこぶる快適な生活が訪れているだろうという《甘い甘い考え》が間違えていた事がはっきり分かりました。改善どころか、ますます窮地に陥いっている状況です。そんな今の私が一番に感じた事は、月日の経つのが速い。とても速いことです。この事は何かの本で読んだのですが、年を重ねるごとに時間が速く過ぎるように感じられるそうです。経験が増えるからですね。その分、子供は時間がゆっくり過ぎているようです。誰でも等しく一日は24時間なので感じ方の問題なのでしょうか?そういえば、私も子供の頃は【ボ~。】と一日を過ごしていました。子供の頃は贅沢ですね。今の私は【ボ~。】とする時間がないのです。体の動きも鈍っています。何かをする時に急ぐことができないでいます。心も同じで、急ぐ気がしないのです。自分のペースでどうにか終わらせています。そのうちに【ボ~。】とできる時は認知症で【ボケ】がでたときでしょうか?今、鳥肌になりました。2年間での生活の立て直しが無理だったので、後、2年の追加です。64才までは、今の会社で頑張ってみようと思います。65才は勘弁してほしいのです。現役時代と同じ仕事で、給料が半分以下は辛すぎますから。体と頭の動きが今以上に悪くなるのは当たり前ですよね。今後の2年間は無理をしないで、やるつもりですが、それでも辛くなった時は会社を辞めます。すぐ、辞めます。私のプライドは捨てます。こだわりも捨てます。これを捨てるのが一番苦しいのですけれど仕方がないです。こだわりがなくなった時に何かが変わり、楽になるのでしょうか?疑問? 私は辞めた後の事も考えていますよ。失業保険を貰い、そのうちにパートかアルバイトかは分かりませんが、短い時間で働ける所を探すことにします。シルバー人材センターの登録も忘れません。もう無理が出来ないのですから、自分の体と相談しながら、切り抜けるしかありません。耳も悪くなってきたのでマイナス情報は聞こえにくくなっています。だから年を取るのも幸せです。