なんだか最近、耳が遠くなり、年のせいだと思っていたのです。ところが先日のこと、耳が痛いことに気がつきました。右の耳です。一番分かりやすいことで説明すると、電話の向こうの方の声が聞き取りにくくなっていたのです。最初は相手の問題と思い、何度も、「申し訳ないのですが、もう少し大きな声でお願いします。どうも、電話の調子が悪いようです。」 時々、電話のせいにもなっています。ところが、ある日、疑問が湧いてきたのです。この疑問とは偶然に左手で受話器をとった時のことです。自然に左の耳に受話器を当てて応対してしまったことから始まったのです。 「あれ~。よく聞こえる。どうして?」 私は、右側の耳だけが聞こえにくいのに気がついたのです。 「やっぱり怖いので病院に行こう。このまま聞こえなくなるかもしれない。でも耳鼻科は通院日数がかかるんだよね。今は花粉症の人も多いし、アレルギー関係も増えているので待ち時間もかかるよね。」 今までそれが面倒で、少々のことでは病院にかからないで済ませていた私です。ですが、歯科医院で、自信をつけた私は、勇気をもって、探しました。まず、評判がよくて、近くにあり通院にもとても便利な耳鼻科を探しました。ネットです。本当に便利ですね。ネットで調べられないものは何もないですね。それでもバスで4停留所目で降りるんですから、20分はかかるでしょうか。それでも、降りればすぐで、バス通りに面しています。最初の日は、1時間待たされて、耳の鼓膜に小さな穴が開いているとの説明で、差し薬です。【これで聞こえが良くなると思います。 穴がふさがると思います。】 先生がおっしゃるので安心しました。【又、3日後に来てください。】 その3日後、仕事を少し早目に切り上げて行きました。 【鼓膜の穴のふさがり具合や様子をみたいので一週間後に又、来てください。】 それで、昨日行ってきました。今度は1時間30分待たされて、 【耳の聞こえ具合を調べますので、個室で検査してください。】 結論は、 【小さな穴は前から開いていて、元に戻らないし、変わりません。もしかしたら、中耳炎かもしれませんので、飲み薬を一週間飲んでください。そして、その後に判断しましょう。】 これで、3回通院したのですが、後何回行けば結果がでるのでしょうか? 60才過ぎたらやたらと病院に行く回数が増えました。 ≪これが老いていくという事なのかと感慨深く感じています。≫