10年前の3月31日に我が家の愛犬チロを失くしています。チロはオレンジ色の毛をしたポメラニアンで、男の子です。とても賢い犬でした。人間の言う事は何でも理解できます。ただ唯一、出来ない事はしゃべることぐらいですね。家族として一番長く共に過ごしてきたワンちゃんなのです。15才と半年で、天国に召されました。その最後の記憶が今も、10年たっても色あせることなく脳裏に蘇ってくるのです。ペットロス症候群ですね。私はペットロス症候群になってしまったのです。ものすごく悲しくて、体の一部分をもぎ取られたような気持ちになったものです。私も初めて味わう感情ですね。今でも思い出すと、心がシクシクと泣きます。チロが死んだ時期は私の仕事が一番忙しい時でした。年度末の決算の最中に逝ってしまったのです。それで、いつも会社の決算時期になると、仕事中に思い出してしまうのです。当日は、息子からの連絡でチロの死を知り、早退してその夜には火葬しました。その時はあわただしかったので分かりませんでしたが、その後の日々の辛さは計り知れません。生きる張り合いもなく、悔やんでしまう私。もう少し何かしてあげることがあったのではないか?私は間違っていたのではないか?動物は喋れないのでかわいそうで、たまりません。そんな私は辛くて泣いてばかりの日々でした。私の変わり様に心配した息子はとうとう見かねて、代わりのワンちゃんを貰ってきてくれたのです。それが今の愛犬チワワです。今度は女の子です。名前をチコにしました。今度も、なんか似ていますね。私はもう絶体に生き物は飼わないと思ったのです。強く誓っていたのです。こんな辛い思いをするなら、あきらめようと。ですが、ある日のことです。仕事から帰ると、家の中に【こげ茶色のチワワ】がいてビックリ仰天。私が仕事に行っている間に、息子が黙って家のサークルにチワワを入れてました。私にはまだ、色んな未練があり、ワンちゃんの器具はかたずけられなくて残していたのです。メモがありましたので理由は分かりました。私は仕方なく餌や水を与えていました。そのうちに、チワワも懐いてくれて、私も元気になっていったのでした。 【ペットロスの薬は、又、動物を飼う事ですね。】
“いつもこの時期に思い出す” への2件の返信
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私も同じです。
ありがとうございます。