女優 野際陽子さん

野際陽子さんが亡くなりました。私の好きな女優さんでした。最後まで、情熱をもって仕事に取り組んでいらしたと感じています。その、最後の出演作品である「やすらぎの郷」を毎日楽しみに見ています。私は、毎日仕事に行ってますので、昼間にはテレビが見られません。なので、録画しています。帰宅後に必ず見ています。毎回、昨日の続きを楽しみにしていますが、放送時間が短いのです。だいたい20分位ですね。中々、物語が前に進みません。でも、月曜日から金曜日まで、週に5回放送されますので、それだと、毎週、1時間ドラマと同じ感覚ですね。とにかく面白い番組です。老人の元気で、それでいてユーモラスな言動が色んな所で見られて思わず、「クスッ」 と笑いがでます。老人の現実が描かれていて、親しみを感じています。でも、老人も若い頃とそれほど変わらないというのが、私の結論です。外見は変わりますが、中身はそんなに変わらないのです。心は少年、少女のままなんですね。その、番組に野際陽子さんが、出演されてます。最後の収録では、顔が、少しむくんでるのかな?と思いましたが、他は、いつもと変わらない、凛とした、たたずまいのきれいな女優さんでした。私はその様子をみて、やはり思い出すのは、「キーハンター」ですね。少女の頃に夢中になってみていました。夜の番組ですが、眠たい目をしっかり開けて毎週みてました。テーマソングも歌ってらして、そのハスキーな歌声にあこがれみたいなものを感じた事を覚えています。大人の女性の魅力ですね。テレビドラマの「浅見光彦シリーズも好きな番組でした。凛として上品な母親役がはまっていたと思います。映画では「トリック」 シリーズが良かったです。この映画のお母さん役も好きです。若い頃は祈祷師という、経歴の持ち主です。面白いですね。こういうたぐいのことには興味があります。現在は書道家で子供たちに習字を教えている先生です。お金にものすごい執着心がある最強の母親ですが、これがまさに愉快です。それから、マザコン冬彦さんの母親役はとても有名です。上品で、母親役が素敵で、数えきれないくらいの役を演じてますね。女優の野際陽子さんは、何にでも柔軟に挑戦する方です。そして、ユーモアのセンスも、抜群で、笑顔が忘れられません。今までたくさんの幸せをありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。