再抽選会、その2。健康です。インフルエンザにもかかった事がない、とても頑強で、健康だけが自慢の私が、3年前に癌になりました。子宮頸がんです。自分の体を過信してました。世の中では癌の話ばかり耳にしますが、他人事のように私の中で消去。脳にまでその言葉は届かず、まったく認識されませんでした。絶体自分だけは癌にならない気がしていた位です。バカですね。会社の健康診断で見つかりました。やはり、検査は大事です。初期で見つかったので、助かりましたが、生きた心地がしませんでした。幸い手術だけの治療で済み、今でも病院に3ヶ月毎の検査に行っている状態です。それで、声を大にして伝えます。おひとりさまで何が一番怖いか?それは、病気です。このときばかりは、何でおひとりさまになってしまったのか、後悔ばかり。みじめ、しんどい、絶望感、それから一番恐ろしい死、あらゆる負の言葉が頭の中をグルグル回りだす。人生最大のピンチを経験しました。あとは、2週間の入院と、同じく2週間の自宅養生を終えて仕事に復帰。会社を1ケ月休んだことになります。手術のため、30cm位おなかに傷ができてしまいました。それを、見るのがいやで、いやで、見ないですむように過ごしてました。お風呂場での鏡の前でも、横をむいていました。涙。それから1年位は、食事など、色んな事が気になりだして、生活の見直しもやってみたんです。癌にいいと聞けばすぐに取り寄せて、試してみたり、無我夢中でした。でも、そのうち気が付いたんですが、一番の薬はストレスの少ない生活。色々考え過ぎるのは体に悪い。そう思えるようになってからは、あまり気にしないで、好きな物を、ありがたく食べるようになりました。なので、お酒も少しは、のんでます。ついでに、今回の入院で分かった事をお知らせします。病院の意向では、なるだけ早くの退院を進めるようです。体を動かすほうが傷にも良いとのことでした。回復が早くなるようです。入院費も、高額寮養費制度というのがあって、とても助かりました。入院が事前に決まっていても早めに手続きできます。私は2週間位で、入手できました。会社で手続きをしてもらえたり、自分でも簡単にできます。入院費の支払い金額の上限があって、それ以上は払わなくてすみました。もちろん、収入にもよりますが。食事代とか、もろもろは別費用の時もあります。私はこの時から毎年、1年間使用出来るように申請して、健康保険書といつも財布に入れてます。急な時でも、少ない治療費ですみます。これをやらなくて、とりあえずの支払いは相当な金額になります。もちろん後で申請すれば戻してもらえます。翌年に医療費控除で確定申告もできるので、領収書は必ず保管してくださいね。病院帰りのタクシー代もOKです。後日、癌については詳しい話をしたいと思います。私みたいに、失敗してほしくないからです。実は、癌になる、一歩手前で、防げたんですが、私の、知識のなさと、人の忠告を聞かない、頑固な、思い込みの強い性格によるものです。反省